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郡家剣道スポーツ少年団の歴史


昭和五十三年、当時の郡家体協の役員であった村山先生が丸亀武道館に立ち寄り
竹刀の音に誘われて少年剣道を初めて見たとき真剣に稽古に打ち込む姿に圧倒され
又、子供たちが笑顔で挨拶をし、靴の整頓が行き届いていたりで大変驚かれました。
剣道の礼節を尊ぶ心こそ、子供のしつけや青少年の育成に必要だと思われ、
体協に剣道部をつくり自ら剣道を始めました。その後郡家スポーツ少年団として活動しています。

郡家校区は戦前、戦後を通じて剣道の盛んなところでしたので、大勢の指導者に恵まれており、
平成五年位までは団員も五十名を超えていましたが、少年野球やサッカーが盛んになり
現在では二十名程度となりました。
発足当時の指導者で中三条出身の高畑八段先生は、試合に強くなろう、有段者になろうという前に
剣道の稽古を通じて剣道の理念すなわち人間形成を考えておられました。
健康で・精神状態が正常で・優れた能力が備わる・そのようなことに注意をし、
小学生の稽古は対外試合よりも基本稽古に重点をおいた指導をしておられました。
今も尚、その指導方針を継続し、剣道の基本である、「礼に始まり・礼に終わる」を身につけ、
礼節を尊び、人の心・痛みの解る人間形成につとめます。

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